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中だるみ

324 中だるみ

こんばんは。
ゴールデンウィーク狭間の平日。
今日も爽やかな1日となりました。
もう、‘寒の戻り’はなさそうですね。

今日で僕の授業もとりあえず一段落。
最後の授業が中2ということで、しっかりと準備。

中2は、中だるみの学年とよく言われますが、そうでもありません。
というのも、中だるみしていられないほど、しっかりと予定が詰まっている学年だからです。
学校の学習面で言えば、1年間、丸々を学習に使えるわけで、それだけ内容も詰まっています。
クラブ活動で言えば、先輩と後輩の間に立ち、精神的にも肉体的にも鍛えられる1年となります。
当塾での学習で言えば、1年の復習をしつつ、2年の学習も進み、クラスによっては、3年の学習内容を先取りする…とボリュームたっぷりの学年です。
学校生活にも中心学年として慣れ、また、遊びたい年頃でもある、そんな彼らは中だるみしている余裕はないのです。
しているとすれば、『積み残し』でしょう。
この『積み残し』を『中だるみ』と同意に捉える方もおられるかもわかりませんが、僕は別個のものと考えています。

消化しようと頑張っているが、今までのようにうまくいかず、結果起こるのが『積み残し』。
やる気が起きず、思春期や学年を理由にさぼってしまうことが『中だるみ』。
こう、判断しています。

だから、中だるみを理由に、成績の低下等を正当化することのないよう、その違いをしっかりと説明しました。

『積み残し』と言えば、卒塾した現在の高1生たちも同様。
今、まさに、高校での学習スピードに圧倒され、積み残し多発の状況。
以前のブログにも書きましたように、そんな相談は、毎日のようにあります。
何とかしようともがいている。
そんな姿が相談から垣間見えるうちは、解決策があります。
問題は、無理だと自分自身で判断してしまい、殻に閉じこもったとき。
こうなると、なかなか解決するのは難しい。
時間ばかりが経ってしまいます。

だから今日も言いました。
『周りの大人を信じて、つまずいたら相談しなさい』と。
『相談されて嫌がる大人は、君たちの周りにはいない』と。
『自分の力で何でも解決できるなんてことは、我々大人でもない』と。

ゴールデンウィーク前に、何を熱く語ってるのか?
と、思われたかもわかりませんが、それでも僕は構いません。
言葉は、投げかけるためにあると思っていますので…。

さて、明日からは、我々もゴールデンウィーク休暇に入らせていただきます。
しっかりとエネルギーを充填し、休み明けの定期テスト対策に備えたいと思います。

皆さんも、良い休暇をお過ごし下さい!!

今日も読んでくださった皆さん、ありがとうございました。


開智義塾塾長・進学ゼミエスト塾長 小林

追記:おかげさまで、4月も毎日の更新を達成できました!ありがとうございました。

テーマ : 塾講師のお仕事
ジャンル : 学校・教育

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開智義塾・進学ゼミエスト

Author:開智義塾・進学ゼミエスト
開智義塾・進学ゼミエストは、京都府南部の精華町・木津川市に校舎を展開する学習塾です。地域内小学生・中学生・高校生の学力アップの一助となるべく、日々努力をしております。

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